加齢とともに夜のトラブル(夜トラ)は多くなる…そんな40代、50代の男にとって中折や勃起障害(ED)は苦痛な存在。夜トラでは管理人の実体験をもとにして勃起・中折れに効果的な方法を実証・検証していく。

血糖値が高い男は勃起力低下(ED)になりやすい!

「血糖値が高い」と聞くと多くの人が「悪い状態」という風にとらえていると思う。それは間違いない。最近のTVなどのメディアで血糖値がどれだけ健康を害す要因が大きいか取り上げられていますからね!

なによりも高い血糖値の先には糖尿病という生活習慣病が待っているわけですから!そんな多くの人が固唾をのんで気にしている数値になっている血糖値。

糖尿病とまではいかないけど、血糖値が高い人は中年男性にもなると多いと思います。

糖尿病になると勃起力低下やEDになりやすいというデータがあります。

器質性ED|EDの原因とタイプ|ED 勃起不全 とは|EDネットクリニック

糖尿病は、血管や神経などに障害が起こるため、生活習慣病の中でもEDの起こる割合が最も高い疾患になります。糖尿病の進行度によりEDの症状も軽度から重度のものまであります。

引用:器質性ED|EDネットクリニック

基本的に生活習慣病はEDの併発率が高いと言われています。だからこそ、勃起力アップには生活習慣病予防が重要だと当サイトでも述べています。上記のデータ画像からわかるように、生活習慣病の中でも糖尿病は80%以上がEDを併発しているほどのEDの猛者です。

むしろ、EDと糖尿病はセットと言ってもいいくらいです。

これほど糖尿病がEDを誘発してしまう原因は糖尿病の特徴的な症状からだと言われています。

糖尿病でなぜEDになってしまう?

糖尿病の患者にEDはつきものですが、なぜこれほどまでに糖尿病とEDはニコイチのような存在になっているのか?それは男の勃起が成り立つ仕組みから見ると解りやすいです。

男が勃起するには主に脳、生殖器官、神経、海綿体、血流の5つが重要な役割をしています。

そのうちで、糖尿病は神経・海綿体・血流の3箇所に対して多大な悪影響を及ぼしているんです。つまり、勃起の仕組み上欠かせない5点の内3点が糖尿病によって障害されてしまうんです。勃起の仕組み上1点でも欠けると勃起力低下や勃起不全(完全に勃起しない)となり得るえます。そんなデリケートな仕組みである勃起に対して3つも障害をきたすわけですから、糖尿病とEDの併発率80%超は当然というべき数値なんです。

糖尿病によって神経障害が起こってEDになる

tounyoubyou

糖尿病になると手足の先の痺れを訴える人が多いです。これは末梢神経が糖尿病によって傷つけられることで現れる症状です。

高い血糖値が続くことでソルビトールという物質が体内で増えてしまい、この物質が神経細胞に蓄積してしまい神経を傷つけて障害をきたすわけです。また、もう一つに糖尿病によって動脈硬化がおこることで、血流が悪くなり、神経細胞に必要な栄養(酸素など)が供給することができずに神経細胞が弱ってしまうという理由もあります。

そして、糖尿病の神経障害の特徴として末梢神経から支障をきたすというものがあります。末梢神経とは神経系の中でも末端の神経です。指先や足の先などといったような神経は全て末梢神経となります。糖尿病により手足の痺れを感じる人が多いことがなりよりもの証拠です。

そして、勃起神経は末梢神経に含まれています。糖尿病によって末梢神経が傷つけられるということは、末梢神経の1つである勃起神経も当然傷つけられます。勃起神経は男性器と脊髄などの大きな神経と繋がっている神経で、ここが傷つけられると脳で覚えた性的興奮や「男性器に血液を流し込め」といったシグナルを円滑に男性器へ伝えることができなくなります。

つまり、性的な興奮があるのにその興奮を男性器に伝えることができないんです。

当然、これだとEDになってしまいます。神経に少しでも障害があるだけで勃起には多大な影響を及ぼしてしまうほどですから、糖尿病によって傷つけられた勃起神経はより大きな障害になってしまいます。

糖尿病は末梢神経だけを傷つけるわけではありません。糖尿病になると真っ先に傷つけられうる神経は自律神経です。自律神経は人間が無意識に活動している心臓や消化といった機能を司っている神経です。

そして、自律神経は勃起にも携わっている神経です。

心因性のEDという勃起障害のほとんどは自律神経によるものです。自律神経は人間の深層心理に大きく影響して動く神経です。だから、性行為によるストレスやトラウマ、あせり、緊張といった状態で勃起しにくいのは自律神経が原因になります。

体が健康な人でも精神的な要因によってEDになってしまうのが心因性のEDですが、健康な人でも自律神経が不安定になることで勃起に影響してしまう。つまり、糖尿病の人のように物理的に自律神経を傷つけられ不安定になってしまうと勃起に大きな悪影響を与えてしまうんです。

糖尿病によって海綿体に障害が起きてEDになる

海綿体とは男性器(ペニス)の内側にある細胞です。そもそも勃起というのは海綿体に血液が染み込まれて硬くなります。この海綿体はスポンジみたいな感じになっていて、血液を吸収して硬度を保っているんです。しかし、糖尿病になってしまうと、海綿体の細胞が弛緩しにくくなってしまうんです。

※弛緩(しかん)とは…ゆるむこと。たるむこと。

海綿体の近くには平滑筋という筋肉があり、この筋肉(細胞)が緩むことで海綿体に血液が流れこむようになっています。そして、その平滑筋を緩めて血液を送り込むには海綿体の入り口付近が緩くならければなりません。これを医学的には弛緩反応なんて言うみたいです。医学的なデータでも糖尿病患者には海綿体の細胞の弛緩反応が低下する傾向にあるんです。

我々の結果でも、糖尿病患者の nNOS を介した弛緩反応は温存されていたにもかかわらず、内皮細胞由来の弛緩反応が糖尿病患者の組織で大きく低下し、糖尿病患者においても内皮細胞障害が確認された。

引用:「勃起機能と NO」‐陰茎海綿体の薬理学的研究から得られたもの‐木村和哲|名古屋市立大学大学院薬学研究科

そもそも糖尿病とはインスリンが上手く分泌されずに体内で糖を分解できないことで症状が発症してしまいます。ようはインスリンが足りていないから糖尿病になってしまうんです。

そして、このインスリンは糖の分解だけじゃなく、L-アルギニンという物質を細胞内に取り込む役割をしています。勃起力の低下で悩んでいる人なら「L- アルギニン」という言葉は聞き慣れていると思います。精力剤やサプリメントなどにも含まれている有効成分ですからね!

このL- アルギニンは細胞内に取り込まれると一酸化窒素を生成します。そして、一酸化窒素は血管を拡張させたり、血管の柔軟性を保つといった役割をしているんです。しかし、糖尿病になるとインスリンが足りていないためL-アルギニンを細胞内に取り込めず、体内での一酸化窒素の生成が低下してしまうんです。

こういった流れで海綿体付近の血管や細胞は一酸化窒素の作用を得ることができずに弛緩反応が低下してしまいEDへと陥るんです。

しかも、医療機関の研究によると糖尿病患者の海綿体付近ではアルギナーゼ(アルギニンアミノヒドロラーゼとも呼ばれています。)という酵素が多く発現していて、この酵素が一酸化窒素の生成を弱混ているという研究結果がでています。

どれだけ性的興奮を覚えようが、その興奮をしっかり男性器まで伝えようが、その男性器(海綿体)が糖尿病の原因によって、血液を流し込めない状態であるなら勃起するわけがありません。こういった糖尿病の特徴的な症状からもED患者と深くリンクしていることがわかります。

糖尿病による動脈硬化でEDになる

innkei

糖尿病の代表的な症状が動脈硬化です。日本の医療機関の統計だけでなく、ヨーロッパ、アメリカなどどこの糖尿病患者からのデータをとっても、糖尿病により動脈硬化が進むことは明らかになっています。

これは海綿体のところでも説明したとおり、インスリン分泌量の低下により血管の柔軟性を保つ役割をしている一酸化窒素を生成する機能が低下してしまうというのが大きな理由です。

そして、動脈硬化で一番大きく影響がでるのは毛細血管です。太い血管であるなら少々硬化があったところで、体の機能に目にわかるような症状や変化はありませんが、細くデリケートな毛細血管が硬化してしまうと多大な影響がその付近で起こりうのです。

その動脈硬化が男性器付近で起こると直接勃起に影響をあたえるんです。

何度も言うようですが、勃起は血液が海綿体に集中するすることで起こります。そして、その血液を送り込む役割は血管が行っています。しかし、その血管が硬化によって靭やかなポンプのような役割を果たせていない状況になると、海綿体に血液を流しこむことが難しくなるんです。

よって勃起に大きな影響を及ぼし、その先には勃起障害(ED)が待ち受けていることになります。

血糖値が高い男はEDに注意!

糖尿病とまでは診断されていないが、血糖値が高い!と健康診断で言われる中年男性は勃起力低下や中折といった初期症状が起こりるので注意が必要です。というよりも、自分の勃起力低下や中折れが多発する状況にある人は糖尿病を疑うレベルです。

昔から男性の勃起は男の元気・健康の象徴でもあります。勃起力は生活習慣病やあらゆる病気の前触れを教えてくれる重要なツールだとも言われています。

それくらい男の勃起力は男の健康を表しているんです。

そもそも血糖値が高いという状況は自分が摂取した糖分にインスリンの分泌が追いついていない状況だと思っていいでしょう。もちろん、同じ生活を続けていれば数年後・数十年後には間違いなく糖尿病と診断されるほど深刻な状況になる可能性は高いです。

糖尿病とは言わないまでもインスリンの分泌や働きが弱まっているだけでも、L-アルギニンを細胞に吸収できず一酸化窒素を生成機能が低下してしまいます。そのため、動脈硬化がジワジワと進行しますし、多少なりとも勃起力の低下は進んでしまいます。

動脈硬化は糖尿病患者の典型的な症状と言いましたが、実を言うと糖尿病と医者に診断される前から進行しているんです。むしろ、同時に進んでいると考えてもいいでしょう。

硬化した血管が柔らかくなることは絶対にありません。

茹で卵を冷たくしても生卵に戻らないのと同じです。硬化した血管をどれだけ治療を行おうと柔軟性を取り戻すことはないんです。こういった取り戻しがつかない体の仕組みを踏まえて、高血糖の人はEDを予防する必要があります。

健康診断などで血液検査をすると血糖値は簡単にわかります。

1年に1回は健康診断で血液検査をしてもらうようにしましょう!!

関連記事

seikatusyuukann