加齢とともに夜のトラブル(夜トラ)は多くなる…そんな40代、50代の男にとって中折や勃起障害(ED)は苦痛な存在。夜トラでは管理人の実体験をもとにして勃起・中折れに効果的な方法を実証・検証していく。

ED(勃起障害)の種類は大きく2タイプ!タイプ別の原因と仕組み(カラクリ)

ED(勃起障害)には大きく別けて2種類あります。

「勃起力が低下する(EDになってしまう)理由」でも軽く触れましたが、今回はこの2つのEDについて詳しく紹介していきます。

その2種類が以下。

  • 心因性のED(勃起障害)
  • 器質性のED(勃起障害)

2つとも勃起しない、勃起の力が弱いという症状は同じですが、医学的に言うと中身は全く異なるものです。


例えば、1周間前から頭痛がひどい男性AさんとBさんがいたとします。

Aさんは、病院に行って検査をしても、何の異常もみつかりませんでした。ストレスや精神的な要因だろう・・・ということで治療はしませんでした。

Bさんはその頭痛で病院に行くと「軽い脳梗塞」だったことが判明しました。Bさんはそのまま入院して、治療をしてもらい完治しました。


例えとして、あまり適切ではないかもしれませんが、心因性のEDと器質性のEDの症状と内容はこれと似ている部分があります。

Aさんの頭痛の痛み、Bさんの頭痛の痛みは同じ。
つまり、症状や痛みとしては同じなんです。

しかし、蓋を開けてみると、Aさんは身体には何の異常はありません。それに対して、Bさんは軽い脳梗塞という身体の異常が発見されたのです。

心因性のEDと器質性のEDはそのような関係だと思ったらわかりやすいと思います。

  • 心因性のEDはAさんの頭痛と一緒
  • 器質性のEDはBさんの頭痛と一緒

ED自体は命に別状がある症状や病気ではないので、軽い脳梗塞ほど緊急的な治療は必要ありません。

しかし、症状は全く同じで、身体に異常がある・ないという関係性は同じと考えていいでしょう。

このように、全く同じED症状でも、蓋を開けてみると、そのカラクリが異なるものです。今回はこの2つのEDについて深く掘り下げながら解説していきます。

心因性のED(勃起障害)のカラクリ

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心因性EDは読んで時のごとく「心」「精神」が、勃起に対して障害を促していくものです。

そして、我々中年の男にとって心・精神に大きくダメージを与えているものが「ストレス」です。

ストレスなしに心因性EDは語れない!といえるほど、密接に関係し連動して動いています。

その関係とカラクリを少し理解すると、心因性のEDに対して不安も拭われると思うので、詳しく紹介していきたいと思います。

心因性のEDはストレスによる攻撃が大きく関係している原因

現代社会には多くのストレスがあると言われています。

そして、ストレスというのは身体よりも先に精神や心に対して大きなダメージを与えてきます。

ストレスにより精神や心にダメージが蓄積され、その結果、身体にもダメージが響いてくるという流れになります。

ストレスが心身ともに大きなリスクと言われるのはこういった理由からです。

しかし、EDの場合はそうではありません。男性の勃起は生理現象であり、ストレスによるダメージがあると、身体までダメージが与えられていない状況でも勃起が成り立たなくなってしまうんです。

緊張・不安・焦りといったストレスが勃起に影響を与えている

ストレスとEDの関係について、行った調査によると男の約80%がストレスを感じているという結果になっています。

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引用:日常におけるストレスが影響する現代人の性生活「ED(勃起障害)に関する現代人の意識調査 ~ストレスと性生活編~」

ストレスといっても、いくつか種類があります。

中でも勃起に大きなダメージを与えるのが「緊張」「不安」「焦り」になります。

もちろん、それ以外のストレスも勃起に影響しています。

しかし、緊張・不安・焦りは短期的なストレスであっても、大きく勃起の強さに関係してくるのです。

勃起は自律神経によって支配されている

勃起が成り立つには色々な身体の器官が関わっています。

男性ホルモン、血流、神経、脳などあらゆる器官や機能がミックスすることで、初めて成り立つ現象と言ってもいいでしょう。

その中の1つに自律神経があります。

自律神経とは簡単にいえば、人間のオート機能を担っている神経です。

「暑くなれば汗をかく」、「意識しなくても呼吸ができる」といったように、自律神経によって支えられている器官は人間の身体には無数に存在しています。

そして、勃起もその1つだと思ってください。

自律神経と勃起の関係

自律神経には交感神経と副交感神経という2つがあります。

※自律神経=交感神経+副交感神経

この2つの神経がバランスよく働くことで、自律神経が通常通り運行できいます。

そして、大前提に男が勃起をするときは「副交感神経」が優位になっていなければなりません。

要するに、勃起は自律神経の中でも副交感神経が担当している現象なんです。

交感神経が優位になっている状況では、どれだけ性的な興奮があっても勃起はしません。

つまり、「勃起をしたいのに!」「とても性的興奮があるのに!」勃起しない、中折れしてしまうというのは何らかの原因で自律神経の担当が交感神経になっているからなんです。

そして、何らかの原因の代表格がストレスなんです。

ストレスで自律神経は乱れ、バランスを崩してしまう。

自律神経はこころと繋がっている神経とも言われています。

緊張・焦り・不安といったストレスがかかった時、人間の身体の中では交感神経が優位な状態になっています。

それを証拠に、血圧が上昇したり脈が早くなるといった現象を担当しているのが交感神経です。

緊張したり、焦ったりするとドキドキし、脈が早くなるといった経験はほとんどの人があるでしょう。

それは緊張・焦りといったストレスがかかっている状態で、しっかりと交感神経が働いているからなんです。

でも、この反応は何ら問題はありません。
とても人間として自然な反応です。

むしろ、緊張や焦りのストレスがかかったいるのに交感神経が優位にならない方が身体のどこかがおかしいという事になります。

しかし、こういったストレスが1日中かかったり、数ヶ月続いたりすることで交感神経と副交感神経のバランスが崩れてしまいます。

ストレスが悪ではなく、慢性的に続くストレスが自律神経にとって悪いのです。

心因性EDの特徴的な症状

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心因性のEDが精神がキーマンであり、ストレスが深く関係していることがわかったと思います。

次は心因性EDの症状やその特徴について紹介します。

自分の症状と照らし合わせてみましょう。

ストレスで自律神経がバランスを崩すと心因性のEDになる

慢性的に続くストレスや強いストレスがかかると自律神経のバランスは崩れてしまいます。

バランスが崩れてしまうと、本来、副交感神経の役割の時に交感神経が担当してしまったりします。

ベッドで夜の営みが始まると同時に交感神経が担当してしまい勃起しないということにもなるんです。

それだけではなく、不安や緊張といったストレスが常に付きまとうと、ずっと交感神経が担当し続けなければならないので、勃起担当の副交感神経にシフトチェンジできなんです。

つまり、勃起する時間帯がとても少なくなります。

トラウマで心因性のEDになる

  • 「前の性行為で中折れしてしまった。」
  • 「勃起しなくて彼女がとても不満そうだった」

こういった体験はトラウマとなってEDを引き起こす可能性があります。これも心因性EDの症状の1つです。

これは「中折れしてしまった・・・」「彼女を悲しませてしまった・・・」という失敗談からくる、緊張やプレッシャーがストレスとなりEDを引き起こしています。

こういったトラウマがある状況の中で1番緊張したり・プレッシャーがかかる時はいつでしょうか?

おそらく、「さぁ、ことが始まるぞ」「さぁ本番だ」というスタート地点だと思います。

マラソンなどでもスタート地点が1番緊張し、ストレスを感じると思います。

だから、過去の失敗のトラウマがストレスで勃起に不具合がでる人は、

G行為の時は問題なく勃起する。
本番が始まる前まではギンギンに勃起している。

といった症状になりがちになります。

これは紛れも無く、性行為を引き金にトラウマというストレスが発生し、いよいよという時に緊張やプレッシャーがピークに達していることを表しています。

緊張やプレッシャーが大きくなればなるほど交感神経の役割も強くなります。

つまり、どんどん勃起できない状況になっているということです。

過度なストレスは急激に心因性EDを招く

ストレスは何も性に対して、勃起に対してのものだけではありません。

  • リストラによる経済的な不安によるストレス
  • 仕事に対する焦り・緊張によるストレス
  • 最愛の人が亡くなったというストレス

などなど、ストレスには色々な角度があります。また、そういったストレスのほうが短期的な力は強いと言ってもいいでしょう。

人が亡くなる、家族を養っていけないレベルの経済的な不安に比べれば、勃起や性に対するストレスなんて、ちっぽけだと思う人も多いんじゃないですか?

性行為とは関係ない短期的な過度なストレスによってもEDになっていまいます。

トラウマと原理としては同じです。

過度なストレスによってずっと交感神経が担当することで、勃起がしにくい状況になっているんです。

もちろん、この場合はその性行為とは関係ないストレスを解決することで、改善されていきます。

そういった点では、性行為に対するトラウマによる心因性EDよりも、解決は早いと言えるでしょう。

性のトラウマによるEDは忘れようにも、その場・その状況なわけなので、絶対に頭の中でトラウマを呼び起こしてしまうので、厄介だと言われています。

心因性EDは若い年代に多い

ストレスや精神面が心因性EDの原因ですが、比較的に若い年代に多いのも特徴の一つです。

その理由に上げられているのが、女性主体の社会化、女性優位の高まりというものがあります。

これはEDの社会背景として、言われている列記とした心因性EDを増加させている理由です。

いわゆる、女性も「嫌なものは嫌と言う」「選ぶ権利がある」などのスタンスが、若い男性のプライドや自身を喪失させるということに繋がっているわけです。

「女性に飽きられないように性行為をしっかりと進めなければならない」という考えが、大なり小なり頭の奥底に存在しており、これが引き金となっているわけです。

もちろん、若い年齢だけがこのような心理的ショック、プレッシャーを感じているわけではありません。

しかし、若いが故に精神的に育っていない分、対処ができないということから、比較的に増えてきているといわれています。

心因性EDは急に発症するのが特徴

ある日、突然、勃たなくなった!くらい急ではありませんが、1~2週間や数ヶ月のローテーションでおこったり、治ったりを繰り返すことがおおくあります。

だから、自分の精神的状況やストレスの上下を把握すると、病院に行くほどでもない症状とも言えます。

長く続くと、あきらかに自分の精神状況と勃起がリンクしているのがわかってきます。

自然に治るものであり、自然で起こりうる現象という楽なスタンスで捉えていることが、ストレスやEDに対して1番の良策だと思っていいでしょう。

心因性のED(勃起障害)のカラクリ

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器質性のED(勃起障害)は身体のどこかが悪くなることで起こるものです。

例えば、抹消神経が弱ってしまい、脳から送られる性的興奮を性器まで伝えることが難しくなれば、勃起ができなくなる。また、勃起しづらくなります。

こういったように、男が勃起するために必要な身体の機能や器官が何らかの原因で問題が発生し、そのそのせいで勃起障害という症状が現れる仕組みになります。

男が勃起するためには多くの器官や身体の機能が関わっています。

中でも重要な器官は3つ。

  • 神経器官
  • 血管(血流)
  • 生殖器官

このどれかに身体的トラブルが発生してしまうと、勃起に不具合に直結してしまいます。

それでは、なぜこの3つの器官が勃起と重要な関係があるのか、また、どのようにして勃起に影響してしまうのか詳しく見ていきましょう。

神経の障害は勃起に大きな影響を与える

人間の身体で神経といってもたくさんあります。

脳にも神経がありますし、脊髄にもあります。

お腹にも足にも腕にも、全てのところに神経はハリめぐされています。

そして、その末端を担っている神経を総称して「末梢神経」といいます。

男が勃起するには脳から送られてくる情報(性的興奮)を男性器まで伝えなければなりません。そして、男性器まで伸びている神経は末梢神経です。そして、男性器付近の神経を総称して勃起神経とイイます。

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交通事故によって脳から男性器までの間にある神経がダメージを受けると、勃起にまで影響してしまいます。

例えるなら、東京から大阪へ荷物をおくる際に、名古屋あたりで大地震があると荷物を送り届けることができないのと一緒です。

腰(脊髄あたり)を強打して、神経にダメージが残ってしまうと、勃起しなくなるのもコレと全く一緒です。荷物である性的興奮が男性器まで届けることができないわけですから。

病気によって神経障害が起こる場合もある

糖尿病は神経にダメージを与え、勃起障害を併病させる病気で有名です。このように他の病気によって神経が弱っていくパターンもあります。

この場合は、交通事故などのアクシデントとは少し変わってきます。

事故などのように外傷から神経にダメージを与える場合は、大きな神経が主になります。

東京~大阪間でいうところの、高速道路のような大きいな神経だと思ってください。

しかし、糖尿病などによるダメージは末梢神経などの細い神経から受けてしまいます。

交通の例でいうと、高速道路(脊髄などの太い神経)ではなく一般道路(末梢神経などの細い神経)みたいな感じです。

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糖尿病などでは、この一般道路が壊滅してししまうことで、男性器まで荷物(性的興奮)を送り届けることができなくなります。

高速道路、一般道路、どちらが交通マヒしようと、送り先である男性器まで荷物が届かなければ勃起障害が起こってしまいます。

脊髄などの太い神経がダメージを受けてしまうと、勃起どころか私生活にも支障をきたすほど問題が起こります。逆に、抹消神経のように細い神経であれば、そこまで自覚症状がでません。

つまり、末梢神経がダメージを受けている場合は、私生活は健康的で問題はそこまで感じないけど、勃起だけしにくい(中折れ)という現象になることがあります。

また、心因性EDとの大きな違いは、自慰行為の時ですら勃起の衰えや障害を感じるようになる点です。

血管の状態が勃起に大きな影響を与える

勃起をするためには上記で説明した通り、神経を使って性的興奮という荷物を脳から男性器まで運ばなければなりません。

血管の問題で勃起障害が現れるのは、この性的興奮が男性器にきちんと届けられた後のことになります。

勃起のメカニズムとして、興奮を男性器付近の末梢神経である「勃起神経」が受け取って血管と男性器へある指示を出します。

その支持というのが、「男性器の海綿体に血液を流し込め」というもの。

水道の蛇口のような感じだと思ってください。

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性的興奮が勃起神経まで届くと、この血管と男性器はその支持にしたがって、血液を流し込もうとします。

しかし、この時に血液を運ぶ動脈の血管が狭くなっていると勢い良く男性器へ血液が流れ込みません。

そうなると、勃起しにくくなり、勃起を保つことが難しくなります。

ちなみに、血管が狭くなるのは動脈硬化が1番の原因だと言われています。

生殖器官の衰えが勃起に大きな影響を与える

神経、血管につづいて勃起に多大な影響をあたえるのが生殖器官の衰えです。

生殖器官とは睾丸、副腎などといった、性的興奮の源である男性ホルモンを分泌する器官のことです。

男性ホルモンが勃起障害と重要な関係にあることは、ほとんどの男性が知っていると思います。そこで、男性ホルモンがどのように関係していて、どのような理由で勃起に影響を与えているのかを紹介します。

加齢に伴い男性ホルモンは低下する傾向にあります。個人差はありますが、25歳をピークにして男性ホルモンは年々低下していっているということを覚えておきましょう。

まず、男性ホルモンは勃起とは直接的な関係はありません。

神経によって男性ホルモンが男性器まで送り届けられるわけでもありません。

しかし、男性ホルモンはかなり重要な存在です。

なぜかというと、男性ホルモンがなければ、性的興奮が生まれない、または強くならないからです。

男性ホルモンは勃起の強さを握っている

性的興奮がなければ、男は勃起しません。

神経のところで、この性的興奮が男性器まで送り届けられないから、勃起に障害が起こると説明しました。

しかし、生殖器官が衰えると、送り届ける性的興奮すらできあがらないという事になります。

つまり、勃起以前に精力や性欲が衰えるのが特徴になります。

男の性的興奮は五感によって脳が一番初めに誕生させます。その誕生させた小さな性的興奮を男性ホルモンによって育てていくという流れになります。

例えるなら、脳が種を作り、男性ホルモンがその種を育てる肥料だと思ってください。その肥料の保管するための倉庫が生殖器官ですね。

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生殖器官が衰えるということは、性的興奮の種を育てる肥料が少なくなってしまうということです。

そうなると、種はなかなか育たちません。

少し育って、神経によって男性器に送り届けられたとしても、性的興奮は小さいため勃起神経は蛇口をいっぱいに開いてくれません。

そうなると、血液は男性器へ大量にがなれず、勃起が強くならないんです。

要は性的興奮の大きいさは勃起神経に「蛇口をどれだけ開くか?」という支持の大きさになるわけです。

まとめ

以上が心因性EDと器質性EDのカラクリになります。

勃起のメカニズムとともに、どの器官や機能が勃起に携わっているのか?が何となくつかめたと思います。

同じ「勃起が弱い、中折れしてしまう」という症状でも、身体の中で起こっている問題は違っているんです。

これって「自分がどんな理由で?どこに問題があって?勃起に障害が起こっているのか」がわからないと、どんな的確な対策はわからないということを意味しています。

それでは次回、「どうして、勃起に関わる器官(自律神経、血管、生殖器官、抹消神経)弱ってしまうのか?衰えてしまうのか?」という部分を紹介していきましょう。

言うならば、心因性EDや器質性EDになってしまう原因です。

心因性EDに関してはストレスが主な原因になるので、今回より深く説明していこうと思います。

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